脳性麻痺(まひ)便秘

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脳性麻痺(まひ)便秘

脳性まひ当事者のヒロヤスも長い間便秘になっていました。ぼくを含めた脳性まひ当事者の方たちの便秘が慢性化してしまう確率は高いようです。どうしても健常者の方と比べて腸の動きが少ないし、体の筋緊張が高い上に長時間電動車椅子に乗ったままの状態、水分不足などで慢性便秘になってしまう原因ではないかと思います。

年齢を重ねていくとともに慢性便秘に!

ぼくヒロヤスの経験したことは、子どものころまだ電動車椅子に乗っていなくて、自宅の移動は、はって動いていました。

 今思うのは、はうっていうのは、自然と腹筋とかお腹周りの筋肉を使っていて、さらに床に座っていたので、内転筋なども伸びていたと思いますし、食事もそこそこ食べていたので、便通も毎日のようにありました。

年齢も10代中盤から後半にかけて筋緊張も高くなり始めて養護学校の高等部を卒業のタイミングぼくの部屋を増築してもらい電動車椅子で動けるようにしてもらいました。一人で留守番もできるようになり、日常生活動作の動作も楽になりました。

ですが、その一方で体を動かす機会が減り、便通も3日に1回という状態が普通になっていました。
体動きが減った分は食事量も減っていきました。

便秘に対する看護 処置

脳性まひ当事者に対する便秘処置というのは、ぼくが入院をしていたときは、3日間ぐらい便通がないときに、まず、トイレに座り自力で排便できないか試します。

それで無理なら看護師さんに浣腸の処置をしていたいていました。自宅でも何度かしてもらいました。正直苦手な処置です。

大人になってからの状況

二十歳になって大人になってからの便通の状況というと、なんと自分でも驚くほどに快便快調なんです。ほぼ毎日のように朝、排便できています。

 ではなぜ子どものころより、大人になってからのほうが快便なのかというと、明確に「これ」というものはないものはないのですが、大人になってからの生活は、リハビリに加えて、筋弛緩剤の薬を飲んで緊張のコントロールをしていることと、たしなむ程度にお酒を飲んでおります。

さらに、夜にお風呂から上がった後、ヨーグルト食べています。そうすると、朝起きて朝食を食べて薬を飲んでしばらくと、行きたくなりスッキリです。朝スッキリすると1日のパフォーマンス的にもいい感じで過ごすことできます。

まとめ

今回の内容についてまとめていきたいと思います。脳性まひ当事者の多くは、便秘になりやすいということだと思います。

便秘の対処、処置は浣腸をしてもらうのが一般的だと思います。自分でできることしては、可能ならば筋緊張の薬を飲んで日常的に筋緊張のコントロールをする。なるべく水分をたくさん飲むようにする、ヨーグルトを食べる、朝、昼、夜のご飯を食べる。

あとは、できるだけ1日一度トイレに座ってみるということです。これを習慣化することで、ぼくの場合は便秘解消に成功しました。ただ、アルコールは、合う、合わないがあるので、オススメはできませんし、筋弛緩剤の薬などについても、主治医の先生にご相談ください。

去年にも便秘について記事を書いております。併せてご覧ください。

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