今回は脳性麻痺(まひ)アテトーゼ型の特徴の1つである、「ジストニア」についての記事を書いてみたいと思います。あくまでも脳性まひの当事者であるぼくヒロヤスが分かっている範囲、インターネットで調べて分かったことなどを基にして記事を書いておりますので、そのあたりをご理解のほどをよろしくお願いいたします。
脳性麻痺まひジストニアについて
脳性まひアテトーゼ型の特徴の1つ「Dystonia・ジストニア」と格好良く英語で書いておりますが、日本語では、「不随運動」といいます。
「不随運動」というのは、簡単に言うと自身では動かそうとは思っていないのに手足が勝手に動いてしまうことです。脳性まひアテトーゼ型、パーキンソン病に起こりやすい特徴の1つです。
なぜジストニア・不随運動は起こってしまうのか!
なぜジストニア・不随運動は起こってしまうのかというと、脳の錐体外路(すいたいがいろ)というところの異常で体の手足が勝手に動いてしまうということだそうです。動かそうと思っていないのに手足が勝手にうごいてしまうというのは、かなり日常生活の中で困ることが多いと思います。
脳性まひのアテトーゼ型に多いジストニア
ぼくヒロヤスの型は、痙直型でジストニア・不随運動は少ないです。ぼくヒロヤスの痙直型は全身の筋肉がこわばって動きにくいのが特徴です。比較的に言語障害はなくて人と話すことは出来るほうなんですが、話すときに全身に力が入って筋肉がこわばって話すことが大変なことも多々あります。
一方、アテトーゼ型の脳性まひの方は、話をするときなども手足が勝手に動いてしまうんですよね。何をするのにもジストニアの症状が出るようです。ずっと手足が動いてしまっていたら、どこかに体をぶつけて怪我をしてしまうことも考えられます。
ジストニア・不随運動を抑える方法!
脳性まひのアテトーゼ型そしてパーキンソン病などの特徴ジストニアを抑える、軽減させる方法は、薬を飲む、ボトックス注射を受ける、車椅子に乗っているときの姿勢を整えるなどの方法が代表的な方法だというふうに思います。
まとめ
ジストニア・不随運動は最初にも書いたように脳の錐体外路(すたいがいろ)の異常によって起こってしまう症状です。手足が勝手に動いてしまうっていうことは、近くにいる人を足で蹴ってしまうということもアテトーゼ型の脳性まひの方の場合あると思います。けられてしまった方は、嫌なきもちになるかもしれません。
ですが、それはご本人の意思ではなくて、そういう障がいなんだということを理解していただきたいというふうに思います。このジストニアの症状が出て一番困っているのは、アテトーゼ型の脳性まひ、そしてパーキンソン病の当事者の方たちだというふうに思います。
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