脳性麻痺(まひ) 大人

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脳性麻痺(まひ)の障がい児が(者)大人になったら?

ぼくは、脳性まひ障がいを持っている大人のヒロヤスです。脳性まひには、痙直型、アテトーゼ型、失調型などの種類があります。

 痙直型は、筋肉が緊張をして、手や足に余計な力が入って、体全体が動かしにくいタイプで、アテトーゼ型は、手足の動きが不安定で揺れるなどの症状があるそうです。失調型は、手足の運動が不安定で制御しづらくてバランス感覚も悪くなるそうです。

 脳性まひのことについては、「脳性まひについて」というページにまとめてありますので、御覧ください。ぼくヒロヤスはこの中の痙直型に当てはまると思います。

脳性まひになってしまう原因は?

母親のお腹にいるときに、脳に何らかの損傷を受けてしまうことによって身体に障がいを持って生まれてきます。脳性まひの障がいは治ることはありませんが、できるだけ、早期に手術やリハビリ、または飲むなどの方法で生筋緊張が緩和されて楽に生活ができることもあります。

特別支援学校で過ごした12年間!

 学校は、鳥取県内の養護学校、今で言う「特別支援学校」でした。小学部から高等部までの12年間を過ごしました。
 特別支援学校では、社会に出てから困らないようにということで、「最低限の文字を読む」「文字を書く」、「計算」の勉強をして、お金を支払う練習を何回もしてきました。

大人になってからは?

2002年に養護学校の高等部を卒業してからは、お金に触れる機会も増えてきました。自分で正しく計算ができるかというと、現在も正直自身はありません。計算は電卓を使っています。今の時代はキャッシュレスが進んで、お金(現金)を直接払うことが大幅に減りました。ただ、その分、銀行口座の残高の確認や計算をする機会は増えました。

字を読むこと!

字を読むことに関しては、今の時代インターネットを使っていろいろ調べてブログやウェブサイトの文字を読んでいます。

 今、こうして文字を読むことができているのは、養護学校で文字を読む勉強を少しずつでしたけど、できたからじゃないかと思います。文字を書くことに関しても学校の勉強で何度も練習をしました。ですが、その日の筋緊張の具合によって、誰が見ても読んでもらうことができる文字を書くことは現在も難しいです。

 ですが、現在の日本は、デジタルが進歩をして字を書かなくても良い時代にはなってきておりますが、書類などには、自分の名前を書かないといけないことはあります。
なかなか、そこら辺は進歩してくれないですね。

特別支援学校を卒業して感じたこと!

学生の間12年間は、たくさんの先生にお世話になりました。

 特別支援学校を卒業して、自分が福祉制度を使う立場になってみると、制度には、必要に応じて必要な支援や時間数が決められて何でもかんでも使うことは出来ないものだと知りました。

今も感じているんですけど、使えそうで使えなかったり、行くことができる、公共施設や福祉施設が限られてしまうということです。

大変なのは大人になってから!

脳性麻痺(まひ)の障がいは大人になってから大変です。なぜなら、子どものときに比べて、リハビリ受けることのできる病院 や施設施設が 少ないということです。

 また、当たり前のことなのですが、当時子供だったヒロヤスが大人になって十数年経つということは親もそれなりに年を取っていきます。

必要に応じて障がい者相談センターなどを通じて、ヘルパーさんなど、どんな支援が必要なのか、また、利用できる制度があるかというのを、時と場合にっては考えないといけないなと最近は感じております。少しでも健康で元気に過ごしていきたいと思います。

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