脳性麻痺(まひ)割座

脳性麻痺割座 脳性まひ
●スポンサードリンク

今回は脳性麻痺(まひ)の障害児・者でよく見られていた座り方である「割座」について
脳性麻痺(まひ)当事者のヒロヤスの見解をブログで書いていきたいと思います。

まず、「座る」ということは、健常者の方も日常生活の中でよくされますよね。
それも安定した楽な座り方をされる方多いと思います。
その安定した楽な座り方の一つがぼくヒロヤスを含め脳性まひ当事者の座り方が「割座」なんです。

割座(トンビ座り)について

「割座」とは、簡単に言うと一般的な正座を少し崩したようで股が割れたような座り方になります。
ぼくヒロヤスも子どものころは地べたに座るときにこの割座で座って遊んでいました。

この割座を別の言い方で「トンビ座り」とも言います。どちらかというと、この「トンビ座り」という言い方のほうが馴染みやすい言い方でした。

★スポンサードリンク

割座(トンビ座り)のメリット

脳性まひの多くの当事者が座る姿勢にこの「割座を」するのはひとことで言って
安定するからだと思います。実際にぼくヒロヤスも割座で座ることによって、
安定するので、比較的に余計な筋緊張が入ることなく手が自由に動かすことができていました。

 もう1つのメリットは、座位保持装置など、専用の椅子を使う必要がないということです。

割座(トンビ座り)のデメリット

反対に「割座」のデメリットは、股関節や股などが内転「内側に入ってしまう状態」であること、
安定する座り方のために、長時間その状態が続いてしまうと、医学的、リハビリ的な観点から良くない言われていました。

 定期的に姿勢を変える「足を伸ばして座る」長座位の姿勢をするようにと言われていました。
ぼくヒロヤスが小5のとき1995年ぐらいから、この割座が本当によくないということが全般的に言われ始めて、ぼくも一時期まったくこの割座で座らないことがりました。

一番安定して手を動かすことができる割座(トンビ座り)ができないというのは、子供だった当時は、非常に辛いことでした。

 それから年月が経って割座をしてもいいようなことがまた言われ始めてぼくも割座で座っての遊びを再開したということがありました。ただ長時間にならないように気をつけながらでしたが。

★スポンサードリンク

まとめ

「割座」のことについてまとめていきたいと思います。インターネット等で調べてみると、
ぼくヒロヤスが生まれた1984年以前から脳性麻痺(まひ)の当事者はこの「割座」で座ることが多かったようです。

実際ぼくヒロヤスも長い間、家の中でこの「割座」で座って過ごしていました。
そう、当時は、畳や床で生活していたことなども関係していると考えております。
しかし、時代と年齢の流れと共にバリアフリー化が進んで家でも電動車椅子での生活となりました。
そのため割座で座る機会も全くと言っていいほどなくなりました。今回このブログ記事を書くときに色々と調べてみると、この「割座」通称「トンビ座り」も歴史が長く懐かしく感じました。

スポンサードリンク

◆スポンサードリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました