PCWという歩行器で歩いていました!
脳性まひの障がいを持っているぼくヒロヤスは、5歳のときに大阪府にあるボバース記念病院に手術とリハビリを受けるために一人で入院をしました。その入院しているときに初めて使ってみたのが、PCW(ポスチャー・コントロール・ウォーカー)という歩行器でした。
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上にあるのはPCWの絵ですが、前側で体を支えるのでなくて、後ろ側で体を支えるというのがこのPCWの特徴です。リハビリでは、後方支援や、後方重心というような言われ方をしていると思います。PCWを使う前は、ぼくヒロヤスも前側で支える歩行器を使っていました。
PCWとは、反対で、前方重心は、歩行器だけが先に前に進んでしまって足を出すのが遅くなり、体のバランスが崩れてよくコケたりしていました。それを変えてくれたのがPCWでした。ボバース記念病院で使い始めてから、養護学校の高等部を卒業するまで長い間使っていました。
歩くのはリハビリだけに!
電動車いすでの生活がメインになると、PCWで歩く機会はリハビリのときだけになりました。歩く機会が減ってからリハビリで歩行訓練をすると、使っていない筋肉を使っているので、筋肉痛になってしまいます。
電動車いすは足の筋肉は、使わないんだなと思った!
当たり前ですけど、電動車いすに乗っていると足の筋肉というのは、ほぼ使いません。長い目で見ると歩行訓練などで、足の筋肉を使う機会を増やしたほうが、健康で元気に過ごすことができるのではないかと感じております。
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